名古屋市千種区覚王山のFOX日本総輸入元・総販売代表フォックスウィンズです

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FOX バスーンの不思議

Cホール カバーキーの役目とは?

バスーンの演奏において、左手中指と薬指を大きく広げにくいという悩みをお持ちの方が多くいらっしゃるかと思います。トーンホールを指で完全に塞ぐことがバスーンの演奏を難しくしている一因でしょう。左手薬指はリングキー仕様が一般的ですが、それをカバーキーにすることによって指を大きく広げる必要がなくなりました。水が入ってしまうのではないかという疑問をお持ちの方もいらっしゃるようですが、FOXではCホール内にはチューブが管体の中までしっかりと注入されているので、水が入りません。ぜひ一度カバーキーをお試しください、きっとぐんと楽に演奏ができるでしょう♪

ピアニッシモキーロックは左手?右手?

日本では昔から左手のピアニッシモキーロックが多いですよね。したがって、FOXの日本人向けの楽器には左手ピアニッシモキーロックが標準仕様になっています。しかし、最近では常にピアニッシモキーロックを使うという方は少なくなっています。通奏低音を吹く時など使った方が良い場合には、好みの方で左手・右手どちらかがあれば良いでしょう。

Low C-エクステンションキーはあった方が良いか?

ピアニッシモキーからLow-Cキーを押さえる場合、Low-C延長キーがあった方が親指の移動が少なく押さえやすいという奏者もいます。しかし、低音域を多く動かす場合やオーケストラで様々なテクニックを駆使する際には、無い方が演奏しやすいという方もいらっしゃいますので、奏者の好みによります。

High A-ブリッジ付ピアニッシモキー連動キーとは?

3オクターブ目のAの音を出す時、スピーカーキーを開けるのと同時にピアニッシモキーホールを閉じて、音を出しやすくするためのシステムキーのことをいいます。最近設計されたFOXの楽器には、そのキーが無くてもAの音が楽に出しやすく開発された楽器もあります。

バランスハンガーとは?

ヨーロッパや日本ではバスーンを立って演奏する人が多くみられます。ネックストラップリングの位置は、残念ながら楽器重量の中心ではありません。バスーンという縦に長い楽器の重量のバランスを中立に、且つナチュラルポジションに保つために、バランスハンガーを装着します。そうすると、左手の重量の負担を格段に軽減することができます。

テナージョイントのスピーカーキーの形状は?

第3・第4オクターブキーのことを、スピーカーキー(またはフリックキー)といいます。詳しくは3・4オクターブ目を出しやすくするために楽器に小さなピンホール(穴)を開け、少し空気の流れを変えて音を出しやすくした、フレンチタイプのキーのことです。親指で動かすのでキーとキーの間隔が何より大事で、手の小さい日本人にはできるだけ小さなキーで距離が短く、高さも低めでストロークが少ない方が楽になります。また、第2オクターブキーにもフリックを行うのでピアニッシモキーレバーとの距離が近い方が良いのです。FOXはその望みを叶えたキーの形状になっています。

キーのローラーは多ければ良いのか?

それぞれ楽器メーカーによって考え方は多様でしょう。FOXでは、バスーンにおいて基本的にローラーは4個あれば十分だと考えています。左手小指E♭ーD♭キー、右手小指FーG#キーのローラーです。これらのキーは小指を滑らせることが多々あるので、基本的にローラーが付いています。
しかし、ローラーを付けすぎると、当然指で押さえる部分が狭くなります。そうするとキーの形状は自然と大きくなり、指が動かしづらくなります。これらは奏者の好みにもよりますので、キーやローラー等のお悩みもお気軽にご相談ください。

High-Dキーは必要か?

4オクターブ目のHigh-Dキーですが、古典曲中心に演奏する場合はあまり必要ないでしょう。しかし、近代曲でHigh-Dの音よりも上の音を演奏する機会の多い奏者にはあった方が良いでしょう。

ハンドレストの種類と使い方

ハンドレストの材質によって音の響きが変わるとも言われています。FOXのレナードタイプの楽器にはプラスチック製のハンドレストが付随されていますが、木材に変えることも可能です。形も様々で、小・中・大とあり、手に合ったものを使えば体が楽に感じるでしょう。
また、ネジを用いてお好きな高さで使えるようにしたものや、前後に動くようアジャスター式のものもあります。
コントラバスーンのパームガードを、バスーン用に改良した金属製の物もありますので、あなたの手にフィットした使いやすいものを選んでください♪

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